現代語から引く武士語☞あ〜わ読み解き
口上
これまで見たテレビの時代劇、これまで読んだ時代小説、
忘れがたい映画から、武士語をひっぱりだしてみた。
「ありがとう」を「かたじけない」と言ってみる。
「これにてごめん」と恭しく「さようなら」をする。
「重畳」と喜び「これはしたり」と額をうつ。
「さよう」と頷き「はて面妖な」と首をかしげ、
「天晴れ」「たわけ」「笑止千万」と呵々大笑する。
普段の会話にも、当意即妙に入れこんでみると、
うけること、なごむこと、笑顔のうまれること必定。
愉快きわまりなしだ。
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☞『道行き』 「みちゆき」(道行き) このことばの第一義は、読み通り、道行くこと、道中。また、道の行き方。 古くは、「道行き」は、出発地から目的地に到着するまでの道程を口頭で語ったもので、言語化された地図だとも、あるいは […]
逆引き武士語『げせぬ』☜「分からない」
☞『げせぬ』 大川端に流れ着いた男女の土左衛門。冥途への道行き離れまいと、 手首と手首を結んだ帯締め紐に、目をおとした、銭形平次。 そこでひと言「こいつぁ、げせねぇ」。 平次親分の頭をかすめた疑いがもつれた糸をするりとほ […]
逆引き武士語まとめ☞あ行〜わ行
<表記凡例>『現代語』☞『武士語』※読み解き>用例/実例◯別義(武士語の他の現代語意味)◆参考 [あ]行 『あいしています』(愛しています)☞『おしたいもうす』(お慕い申す)☞『こう』(恋う☞『こがれる』(焦がれる)☞『 […]