『らちをあける』 「この一件、らちをあけてみせやす」このひと言から、神田三河町の半七親分の謎解きが披露される。 岡本綺堂の『半七捕物帳』は、時代推理小説の先駆け、日本の探偵小説のルーツとされる作品。 居ながらにして幕末の […]
「おくがたさま」 他人の妻の敬称。武士の時代、その呼び方は、身分によって異なった。 ☞大名の夫人は「お方さま」と尊称された。 別に正妻のことを「北の方」ともいった。寝殿造りの北の対に住んだことからいう。 ☞ […]